美術科というクラス〜つらい=講評会〜

今日は講評会について思い出しながら書いていきます。

 

☆デッサンの講評☆

デッサンの授業はまず課題が出されるところから始まります。

例えば…(校内の景色)と(想像したもの)を組み合わせて描きなさい、光のさす方向は各自です。というものや

言葉からの連想で自由に表現しなさい。などがあります。

この「自由に表現しなさい」がくせ者です。

自由にも限度が有り節度が求められます…しかも「自由に表現しなさい」の課題が出た時は、先生方に描いている途中は何も言われず、最後の最後に講評にてボロクソにけなされたりします。

これは先生方の意地悪でもなんでもなく、「自由」にどう答えるのかを期待してくれているからなんですが…当時の私は先生って意地悪だとおもっていました。

 

……話は戻りますが、講評は作品を納得いくまで描いた後に行われます。稀にデッサンが途中でも提出します。

 

課題が出される(自由度の高い課題では前日にプリントで渡される)

デッサン

講評(出来の善し悪しで成績に響く)

 

こんな感じです。

講評はこんな風に作品を並べます↓

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生徒が作品を並べた後、先生方が何人か来て作品を並べ替えます。

真ん中に並べた時、優秀な作品と入れ替えられてしまうので注意が必要です。

並べ替えはかなりショックです。

並べ替えが終わったら、講評に入ります。

学校という場所は優しいところなので、とりあえず列の左端か右端の作品から講評が始まります。

講評の風景(ななめ上から視点)↓

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ここからが地獄です!

先生方の攻撃が始まります。

「やる気ある?」「講評しなくていいよねコレは」「これは何が描きたいの?下手すぎてわからないんだけど」

こんな先生のお言葉は日常茶飯事でした。

しかし美大に行くと、酷い出来の作品は先生によっては無視されたり素通りなので優しい方かなと思います。

(このいかにも教育問題になりそうな発言は先生方の愛の裏返しなのです。)

今は美大の倍率も6~10倍など下がってきましたが、昔は芸大や美大は狭き門だったらしく何年も浪人したらしいのです。

そんな厳しい時代の受験を経験した先生方は私たちに現役合格して欲しかったようです。…私は一浪しましたが…

そんなわけで先生方は結構怖いです。

 

少しですが講評の例文を作りました。↓

 

先生「この変な黒くなっちゃった部分はなにをしたかったのかな?」

生徒「場所が逆光気味だったので、それを表現したくて」

先生「この黒は陰じゃないよね、ただの鉛筆の黒だよね」

生徒「はい、確かに。こうやって遠くから見たらただの黒い部分にしか見えないです…」

先生「逆光を表現するていう部分はとてもいいと思う、けどこの黒い部分はただの塗りにしか見えないな。ちゃんとよく見たら物に出来る陰が一色じゃないことがわかるし、陰の部分にも物の質感があることがわかると思う。」

生徒「はい」

先生「でも何かをやろうとしている姿勢はいいと思う。次の課題では気をつけて」

 

とこんな風に、何から何まで聞かれるので何も考えてないと…うまく描けていても…「まぐれかよ」と言われる事になります。

それから途中までしか描けてない絵はほとんど講評されません。

「なにやってたんだよ、お前は」とか言われますので要注意です。

高校1年の最初の頃はつらいのですが、回数を重ねるごとに段々楽しみ(神経が太く)になってきます。

頑張って描いても酷く言われて涙が出る時もありますが、高校の内から慣れておいた方が予備校や大学の講評で泣きべそかかずに済むのでいいかもしれません。(と今は思っています)